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72 Spirits of Solomon The King
エネプシゴス - Enepsigos, 『ソロモンの契約』において、ソロモン王の求めに応じて、契約の指輪によって連れてこられた魔神。2つの頭部を持ち,肩に手を置く女性の姿をしている。
エネプシゴスは月の相に合わせてその姿を変えるとされる魔神である。またエネプシゴスはソロモンに、彼女が*クロノスとして誓願を受ける存在であると告げた。エネプシゴスという名前以外にも、数多くの名前を持つという。
彼女はイスラエルの分裂と**ソロモンの神殿の崩壊、***キリストの磔を予言したが、ソロモン王は信じず、エネプシゴスは封印された。
*クロノス - Kronos, Khronos, ギリシア神話の時の神。正確にはエネプシゴスは単に「Kronos
時」の神であるとのみ述べたようであり、クロノスであるとはっきり名乗ったとはいえないかもしれない。
**ソロモンの神殿の崩壊 - ダビデ王の子・ソロモン王(在位紀元前967年〜紀元前928年)の治世においてイスラエルは小国としては比類無い繁栄を享受することとなった。しかし、その死後王国は分裂し、神殿も破壊されたと言われる。
***キリストの磔 - 予言において、エネプシゴスは「交わりによらず子を孕んだ女から生まれる神の子、救い主」について言及している。