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72 Spirits of Solomon The King

02-Jesus of Nazareth

人の子 - Jesus Christ Superstar

イエス Jesus - 紀元前4年頃〜29年頃にいたとされる、ナザレのイエス Jesus of Nazareth のこと。
イエスの呼び名は、ヘブライ語からギリシア語に転写されたもので、 本来はヘブライ語のヨシュア Yehoshua もしくはアラム語の Yeshua である。 「ヤハウェ(神)は救い」「救い主」Christ, messiah を意味する。

キリスト教においては、キリスト Christ(油を注がれたもの)の敬称を持ち、 神の子が受肉して人の姿をとった無原罪の存在とされるが、ユダヤ教においては本来、一伝道師であった。
伝道師としての公的な活動は比較的短く、その間多くの奇跡をおこなったことが伝えられている。 最後に「自らをユダヤ人の王であると名乗ったとして、 また「「神の子」あるいはメシア messiah であると自称した罪」により、ユダヤの裁判にかけられた後、ローマ政府に引き渡され磔刑に処せられた。
この人物の教えは、結果としてユダヤ教の一派としてではなく、新たにキリスト教として広く知られることになった。 イエスの言行を記した福音書を含む『聖書』は、キリスト教の重要な指針となる伝道書である。

この人物のエピソードは多々あれど、地獄に関連したエピソードの一つに、死後の「キリストの辺獄下り」 もしくは「地獄下り」Descensus Christi ad Inferos, Descent into Hell がある。
磔刑で死んだイエスが、復活する前に地下にある死者たちの国に降りていったとするもので、 洗礼が始まる前に生まれた高潔な人々が住まう辺獄 Limbo を整え、彼らの魂を救い出したとされている。
多くの絵画が存在するが、その際に門番を務めていた悪魔(大体はベリアルである)を踏みしめた形で描かれており、 大体どのキリスト教の宗派であれ形は異なれど反映されている解釈であるようだ。

イエスのたどった道筋であるが、これは当時の神話に照らし合わせれば治癒神のそれと重なるものである。 基本的に癒すことこそがイエスの行いであり、盲目のものの目を開かせ、重病のものを癒す、 それは当時信仰されていた、アスクレピオスの病気治癒にも共通する工程であった。

イスラム教においては預言者のひとり・イーサー として知られる。





* ナザレ‐古イスラエルの一都市。ナザレト、アン=ナースィラ(亜)とも。北部地区の中心地。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ナザレの項目)

** 洗礼が始まる前に生まれた高潔な人々 - すなわち旧約聖書に現れる初めの人アダムなど、洗礼を受けていないことで原罪から逃れることができないが、 地獄に落ちる定めにもない人々が、辺獄にふさわしい人々である。「神曲」(ダンテ)などにも形を変えて現れるテーマである。「神曲」ではアリストテレスなども辺獄の住民である。

*** 初期キリスト教では、悪魔といえば基本ベリアルであった。ちなみにベリアルは「ベリアルの書」(ヤコブス・デ・テラモ/1382年)にて語られるように、 キリストを法律にのっとり裁判で訴えた悪魔としても知られている。キリストは結果無罪になったが、地獄側もかなりの権利を勝ち得ることとなったという。

ベリアルについてはベリアルの項目を参照。

**** イスラム教においては、イーサーは他の預言者同様、ムスリム(イスラム教徒)としてとらえられる。また、あくまで一預言者であり、 ムハンマドの前駆者ではあれど、神の子の立場にはない。とはいえ、イーサーは最後の裁判の際に人々偽メシアを打ち負かし、人々を救い上げるものと信じられている。



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