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アルファポリス
72 Spirits of Solomon The King

Wrath-Satan

Seven Cerdinal Sins : Wrath

七つの大罪 : 憤怒

サタン - Satan, Shaytan, シャイターンとも。その名はヘブライ語で「妨げる者」「敵対者」の意味である。聖書ではヨブ記等に記述がある。地獄の帝王ともされる。文献によってはルシファーと同一の存在であるとも、単独の存在であるともされる。七つの大罪においては憤怒を司る。

*スーフィズムにおいてはサタンはアル・シャイターン、すなわちジン(魔神)達の長であるイブリーズであるとされ、かつて神をもっとも愛した天使であったとされている。彼は始めに命じられた「神以外のものを拝するな」という言いつけにそむくことが出来なかった。神の命令といえどもである。その為、神からアダムを拝せよと命じられた際にがんとしてそうしようとはぜず、サタンのジレンマが理解できなかった神はこれを天から投げ落としたという。

サタンという呼称であるが、旧約聖書、新約聖書どちらにも記述があるが、単独の天使或いは悪魔の名であるとは考えにくい。無理に同一の存在とすると、あまりにも多くの矛盾が発生するためである。ヨブ記にヘブライ語でハ・サタン ha satan として現れた際には、それを個別の名として名乗ったわけではない。単に「敵対者」を意味する普通名詞として名乗ったに過ぎない。



またサタンを始めとして地獄のデーモン達は、本来、神に命じられた罪人への罰を行っているに過ぎないとする説もある。つまりは役職であるというのだ。上記の考え方に従うと、サタンは神の命の元に人々に試練を与える存在であり、悪魔であるというより善なる天使のひとりでもあるのだ。この説には彼らが一なる神以上の存在ではないとするためのややこしい事情及び論旨が反映されているようである。



サタンという呼称は上位の悪魔の総称としても使われているようである。ルシファー以外でサタンと同一と考えられる事があるデーモンはサマエル、ベリアル、ベールゼブブ、アザゼル、アバドン、マステマ等である。


*スーフィズム - イスラム教の神秘主義哲学・スーフィー派の教えの事。雑念を捨て去り神の事のみを考えながら一心不乱に回る、回旋舞踊と呼ばれるものを行う。



♦ Description in English ♦