このエントリーをはてなブックマークに追加 Twitter Twitter

アルファポリス
72 Spirits of Solomon The King

Pride-Lucifer

Seven Cerdinal Sins : Pride

七つの大罪 : 傲慢

ルシファー - Lucifer,七つの大罪においては傲慢を司る。かつては輝かしく誇り高い熾天使だったが、堕天して地獄の帝王となったとされる。誇りが奢りに変じたゆえに、稲妻のごとく天から投げ落とされたというのである。

旧約聖書においては、ルシファーという名称の天使は存在していない。明けの明星、すなわち金星を意味する単語をラテン語に翻訳する際に、光を意味するルクス lux からとられたとされる。結果としてそれがルシファーの誕生につながったようである。 旧約聖書・イザヤ書の一説にバビロニア王を明けの明星に譬えてののしる一節があるが、それが星ではなくデーモンの名として解釈されるようになったのである。ルシファーという名には雷との関連性も見出せる。 ルシファーはしばしばサタンと同一視される。ダンテの「神曲」では死者を噛み砕く怪物的な姿で描写されるが、現在ではミルトンの「失楽園」で描かれる様な、誇り高く憂いのある反逆者のイメージが主流かもしれない。 ルシファーにはギリシア・ローマ神話のプロメテウスのような所がある。プロメテウスは人間に火をもたらしたがゆえに、ルシファーは人間に知恵と、結果として罪と死をもたらしたがゆえに永劫に罰せられたのである。 実際にキリスト教・グノーシス派の教義ではルシファーとプロメテウスの行いを同一線上のものとして解釈し、ルシファーを知恵の僕、光を齎す者としている。

大天使であるミカエルと兄弟であるとされる説もあるが、これは中世頃からの比較的新しい提唱であり、旧約聖書にそうした記述はない。ただしこうした二律背半のイメージはなかなかロマンを感じさせるものではあり、画題等にも積極的に取り入れられている向きがある。

♦ Description in English ♦