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72 Spirits of Solomon The King
Hebrew Alphabet - AlefBeit - ヘブライ語アルファベットについて

ヘブライ文字は、紀元前1050年頃に生まれたとされるフェニキア文字をルーツとして発達した文字である。(そのフェニキア文字自体が、フェニキア人が表記のために原カナン文字・エジプト象形文字を元に作り出したものである。)ヘブライ語(へブル語)の22個のアルファベット文字にはそれぞれに意味があり、数字としても扱われる。数値としては他の文字より縦棒を微妙に伸ばして大きく書くことで、倍の数価をもたせる事も出来る。この特殊な性質を持つアルファベットゆえに、カバラ思想において独特の数秘術(ゲマトリア)が発達したのである。 |
ヘブライ語アルファベット対応表
● シェムハメフォラシュの天使達はもちろん、ソロモン72柱の魔神達も、各自に対応するヘブライ語名を持っているが、各アルファベットの持つ数値の意味がどのように関係してくるかは今のところ不明である。*対応宮については違った対応も存在する。 |
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数秘術による換算例 - Gematoria in Hebrew
● ヤハウェ - YHVH とは、神(或いは「我」)を表すヘブライ語を音訳したものである。この4つの子音を指して「神聖四文字(テトラグラマトン)」という。ギリシア語で「四つの文字」という意味である。ヤハウェは本来ヘブライ語のイヒイェ(”神は在る”)の読み替えだと考えられており、その考えに従って数秘術によって換算すると、神を表す数値として72を得るのである。 |
ヘブライ語アルファベットとタロット対応表
● 上記は比較的よく知られたタロット・大アルカナの構成である。22枚から構成されるため、各自ヘブライ語アルファベットに対応していると考えられた。そのためカバラの教義を盛り込んだ創作タロットが数多くデザインされた。それぞれの主張と解釈によって順序に違いがある。黄金の夜明け団 The Hermetic Order of the Golden Dawn の解釈に沿った、ライダー版(ウェイト版)タロットの構成が一般的に広まっている。「愚者」のカードについては無番号あるいは0(ゼロ)として解釈されることが多い。各自の大アルカナ解釈の違いは、生命の木のパス(径)への対応にも違いを生み出している。 |
参考資料
上記の表の製作にあたり、主に下記の文献を参考とした。 ● The Lesser Key of Solomon: Lemegeton Clavicula Salomonis (Joseph H. Peterson/Weiser) ● The Goetia the Lesser Key of Solomon the King: Lemegeton, Book 1 Clavicula Salomonis Regis (S. L. MacGregor Mathers/Weiser) ● Tarot: How to Read the Future (Fred Gettings/Longmeadow Pr,1993) ● 黒魔術(リチャード・キャベンディッシュ/栂正行訳/河出書房新社) ● 数秘術(ジョン・キング/好田順次訳/青土社/第二版/2002年) |