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アルファポリス
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72 Spirits of Solomon The King

51-Balam

荒ぶる牡牛 - Balam, The Furious Bull

バラム - Balam, Balan,Balaam, バランとも。ソロモン72柱の魔神の1柱にして、地獄の大王である。40の悪霊軍団を従える。召還者の前に、牡牛、人、羊の三つの頭を持った姿で現れる。蛇の尾を持ち、燃えるように赤い目をしているという。凶暴な熊にまたがっており、その拳に鷹を乗せている。しわがれた声で喋るという。召喚者が望めば過去と現在と未来について正確に答える。また人を不可視にし、賢くすることが出来る。熊に乗っていることから木星に関連した魔神であると思われる。威嚇、苦闘、小規模な勝利を司る。

名前のバラムであるが、旧約聖書・民数紀に現れる異教の魔術師 Balaam と同一視されている。バラムの特徴は明らかに古代に崇拝されていた農耕神のそれである。牛に対する信仰が一神教に破られた際にデーモンとされた、それが魔神としてのバラムであろう。<

バラムはケルビム的な特徴から、セム系の神と判断できないこともない。しかし、Balan にはヒンドゥー語で”若い”という意味もある。牛への信仰が本来インド・アーリア系だとすれば、セム系のユダヤ人の信仰と相容れなかったのは致し方ないのかも知れない。

*バラム - Balaam 民数紀に現れる異教の魔術師。モアブの王バラクに頼まれてイスラエルのヤコブを呪おうとしたが果たせず、逆に祝福を与えることとなった。ヘブライ語で”飲む者”(bala - 飲む)を意味する。Baal (主/王/統治者) Am(モアブ Moab),つまりモアブの神の意味もかけられていると思われる。



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