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アルファポリス
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72 Spirits of Solomon The King
05-Marbas

憂い顔の牧神 - Marbas, The Faun in the Savage Garden

マルバス - Marbas, Barbas, Barbason, バルバスとも。ソロモン72柱の魔神の1柱にして、地獄の大いなる総統である。36の悪霊軍団を従える。召喚者の前に荒れ狂う獅子の姿で現れる。命じると割れた蹄を持つ男性の姿を取る。召喚者のあらゆる疑問に答えることが出来る。また治療を得意とし、機械工学の知識を与えることも出来る。人間を他の姿に変身させることも可能である。権力と影響、地位、高貴、支配を司る。

名前の由来はラテン語で髭(あごひげ)を意味する barba であると思われる。それを考え合わせると、マルバスの外見はギリシア・ローマ神話の半人半獣の神・サテュロスの外見を想定するとイメージしやすいかもしれない。ちなみに同じくbarba を由来とするヘレボルス Hellebores(クリスマスローズ)だが、花は可憐な美しさをたたえるも、根や茎に強い毒性を持っていたため、中世では悪魔払いの儀式等に使われる薬草の一つだった。

蹄のある動物に変身するデーモンが多いのは、バアルを始めとして豊饒神を表す動物が山羊だったからである。豊饒をもたらす神においては、奔放で好色であるとされる山羊がシンボルであっても本来なんら問題はなかったからだ。しかし時代が下がるにつれそれが悪とみなされるようになったのである。マルバスもそのうちの1柱であるといえるだろう。

♦ Description in English ♦