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アルファポリス
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72 Spirits of Solomon The King

43-Sabnock

荒馬に乗る女 - Sabnock, The Hoarse Whisperer

サブノック - Sabnock, Sabnac, Sabnach, Sabnack, Sabnacke, Salmac, サブノク、サルメックとも。ソロモン72柱の魔神の1柱にして、地獄の侯爵である。呼び出されると獅子の頭部を持ち、蒼白い馬に乗った戦士としてあらわれる。(一説には獅子の頭部は武装の一部である。)あるいは、2頭の馬を連れた女の姿をとるとも言う。50の悪霊軍団を従える。召喚したものに命じられると高い塔や都市を築き、そこに戦争のための武器を運び込むと言う。召喚者に良い使い魔を与える。さらには敵の傷口を腐らせ、蛆を湧かせて何日も苦しめる。衝動、機敏、狭量、制約を司る。

サブノックはかつて戦争神として崇められた存在が、魔神としてキリスト教文化圏にとりこまれた存在である。味方には勝利を、敵には過酷な敗北をもたらす。ギリシア神話のアレス神に近い祟り神、崇められる以上に”恐れられる神“だったと考えるのが妥当だろう。馬に乗って現れるのも、かつては馬が戦争での重要な機動力のひとつであったことを思えば自然である。また獅子は勇壮、そして高慢を表すシンボルでもある。恐らく、兵士には人気のあった神だったのかもしれない。

サブノックに呼びかけることは、棺桶に呼びかけるにも似た行為かもしれない。味方には馬(horse)、敵には棺桶(hoarse)もたらすのだから。つまるところ、呼び出すにはそれなりの覚悟が必要な存在ということである。

♦ Description in English ♦