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アルファポリス
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72 Spirits of Solomon The King
11-Gusion

知恵をもたらすもの - Gusion, The Scholar

グシオン - Gusion, Gusayn, グイソン、グサインとも。ソロモン72柱の魔神にして、地獄の大いなる公爵である。40の悪霊軍団を支配する。召喚されると、人面猿ので現れる。過去と未来について知っており、占術に長ける。召喚者の総ての疑問に答え、友人間の不和を調停することが出来る。また信頼と尊厳をもたらす。豊かさ、成功、快楽を司る。

ゲーティアにはグシオンの外見に関する記述があるが、その際にグシオンの外見を Xenopilus のようであるといっている。これはおそらくヒヒの事であると思われる。Xeno には外から来たもの、異邦人の意味がある。 Xenopilus という記述は cynocephalus が変化した可能性もある。グシオンはヒヒあるいはヒヨケザルの姿をとっていると思われる。 もしヒヒであるならば、エジプトへの関連性が伺われる。かの国ではヒヒが神格としても扱われていたためである。ヒヨケザルであるが、ラテン語で”犬頭”を意味する cynocephalus が学名になるくらいなので、すこし小型のイヌかキツネのような顔つきである。どちらをイメージするかで随分姿が違ってくるのではないだろうか。

* xenopilus - xeno 異国、 pilusをphilos 〜を愛するもの として解釈する説もある。むしろ「犬頭」とこの解釈ふくめて、両方に意味がかけられている可能性もあるだろう。メフィストフォレス(光を愛さない者)がルシフェル(光・明けの明星)のパロディとしての存在であるように、xenopilusという言い回しも何らかの反面的なパロディとして使われているのかも知れない。

♦ Description in English ♦